ごあいさつ

2019年度数理工学専攻(大学院情報学研究科) 専攻長 梅野  健


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成から令和に元号が移り変わった2019年度は、まさに転機となる年でした。Before コロナの時代の最後の年にあたります。時代が大きく変化するその予兆はありました。2019年の夏、いつもの年より多い6名のM2が次年度に博士課程に進学しました(1名は他専攻に進学)。 2020年の春から前代未聞のコロナ時代に突入。これらの博士課程進学者はどうなったのでしょうか?未来から振り返って追跡してみましょう。一名は、期間短縮修了し、現在国立大学で働いています。2名は、大手証券会社の新設研究所に採用されR5年度から働いています。同研究所の新卒は博士修了者しか採用せず、枠は全国で3名と聞いてます。残りの3名は、博士(情報学)取得を目指し、現在も鋭意研究を進めています。 時代が大きく変化する時、世界は博士を必要とするというのはマクロな社会的要請としては真実であると思われますが、実際に数理工学専攻では後に、多くの博士が生まれ、実際に彼ら博士号取得者の就職率は100%でした。博士課程の学生生活がコロナで一変し、Before コロナの時代の様に海外で研究発表ができず、ほとんどZoomの発表だった彼らがそれでも研究を続けて博士論文にまとめたことも立派ですが、今(R5.4.1)まさに社会に出てそれぞれの道を歩もうとしてます。そんな彼らへのエールーそれぞれの分野で一隅を照らす存在になって欲しいーを、令和元年度数理工学専攻長の挨拶とさせていただきます。



令和元年度 数理工学専攻長 梅野 健
(うめの けん)


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京都市左京区吉田本町 京都大学大学院情報学研究科 数理工学専攻長宛
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Last-modified: 2023-04-03 (月) 13:35:51 (391d)