在校生・卒業生の声

赤岩香苗さん

2015年数理解析分野、博士課程修了

 
  • 現在の職場
     
    京都産業大学 情報理工学部
     
  • 現在やっていること
     
    准教授として、数学やデータ解析に関する講義、研究室運営等を担当しています。逆固\\ 有値問題に対する可積分系からのアプローチというテーマで研究を行っています。
     
  • 数理工学で学んだことと現在の仕事との関わりなど
     
    学生時代の研究テーマに引き続き取り組んでいるので、研究面は特に数理工学専攻(研\\ 究室)で学んだことと関わりが深いです。情報学研究科・数理工学専攻では学術イベン\\ トも盛んだったので、そのときに得た情報が、講義等ふとした時に役立つこともありま\\ す。
     
  • その他
     
    私が在籍していた数理解析分野には尊敬できる先生方や先輩方がおり、非常に恵まれた\\ 環境でした。研究内容に関するアドバイスだけでなく、様々な出会いや機会を与えてい\\ ただけたことが、現在の仕事や研究テーマに繋がっていると思います。皆さんにとって\\ も、数理工学専攻での出会いが素晴らしいものになることを祈っています。
     

李セイ慧さん

2014年離散数理分野、修士課程修了

 
  • 現在の職場
     
    株式会社日立製作所。
     
  • 現在やっていること
     
    ブロックチェーン推進部に所属し、ブロックチェーンに関する事業企画、事業戦略策定を行っています。特に分散台帳技術の特徴を生かした金融・産業業種連携ITのサービスを担当しております。研究所、システムエンジニアの方々と一緒に、顧客向け提案活動を実施し、自社のブロックチェーン事業の拡大を推進しています。
     
  • 数理工学で学んだことと現在の仕事との関わりなど
     
    事業企画を検討している際、市場規模の算出やマーケティング調査結果のデータ分析などに、グラフ理論と最適化を使っています。また、ブロックチェーンの一つのユースケースであるビットコインは、複雑な数学問題を解くPoWを使っております。アルゴリズム論を勉強したことで、より深く理解することができます。
     
  • その他
     
    EV自動車、AIやIoTなど、日々新しい技術が生まれています。研究したテーマは直接業務に関わらなくても、数理工学で身につけられたロジカルな考え方は、いつでも役に立ちます。若いうちに好奇心を持って、新しいものに挑戦してみたほうがいいと思います。
     

三田佳那子さん

2019年最適化数理分野、修士課程修了

 
  • 現在の職場
     
    島津製作所
     
  • 現在やっていること
     
    島津製作所は、質量分析装置や医用機器などを製造している企業です。私はその基礎研究部門に配属され、現在は自然言語処理を用いた製品に役立つ技術の研究開発を行なっています。
     
  • 数理工学で学んだことと現在の仕事との関わりなど
     
    学生時代は数理最適化の理論研究、現在関わっている分野は機械学習・自然言語処理ということで、直接的な関わりはありません。ですが、研究室で経験した論文を読む・プログラミング・課題を解決するなどの基本的な研究プロセスはもちろん、大学で学んだ数学的知識は大いに役に立っています。
     
  • その他
     
    学生の間は興味のある分野を妥協せず積極的に学んでいってください。何を学んだかも重要ですが、新しく物事を学ぶ姿勢や学んだことをどう活かすかを考える能力が求められていると日々感じています。そういったスキルを身につけるのに、修士課程の2年間はうってつけだと思います。
     

丹保裕介さん

2017年制御システム論分野、修士課程修了

 
  • 現在の職場
     
    株式会社サイアンド
     
  • 現在やっていること
     
    受託開発やWeb制作やデジタルコンサルティングの会社を経営してもうすぐ1年になります。
     
  • 数理工学で学んだことと現在の仕事との関わりなど
     
    物事の本質を捉えて抽象的に思考する能力や、問題を解決したり調査して新たな知見を導く能力は、どんな仕事をする上でも強力な武器として役立ってくれています。
     
  • その他
     
    数理工学専攻は、力をつけたい人におすすめです
     

大久保健一さん

2020年物理統計学分野、博士課程修了

 
  • 現在の職場
     
    大阪大学
     
  • 現在やっていること
     
    自分の専門分野である非線形力学の知識を情報処理に応用する研究を行っています.
     
  • 数理工学で学んだことと現在の仕事との関わりなど
     
    学生のときは, カオス・エルゴード理論について研究をしていました.そのときに学んだカオス、非線形力学についての知識が今の職場での研究に生きています. 授業で習った数値計算の技術は今の研究でプログラムを書く際に役立っていますし, 研究室のゼミで1冊の本をコツコツ読むという経験も新しい研究分野を切り開く際に役立ちます.
     
  • その他
     
    大学院での日々は自分のやりたい研究を自由に行える貴重な時間です.京都大学はダウンロードできる論文の数や図書の充実など多くの面で恵まれているので, 学生時代に自分のいる環境を十分に利用して研究に励んでください.研究については, 自分の興味あることをとことん突き詰めれば良いと思います.その経験が, 社会に出たあとで, 自分の糧になると思います.
     

山田淳二さん

2019年力学系数理分野、修士課程修了

 
  • 現在の職場
     
    株式会社 シティ・コム
     
  • 現在やっていること
     
    システムエンジニアとして、通信販売業務向け基幹システムの設計・開発に携わっております。現在は主に、商品の受注管理や出荷に関連する機能について、サービスの運用・保守作業などに取り組んでおります。
     
  • 数理工学で学んだことと現在の仕事との関わりなど
     
    在籍時の研究内容と直接の繋がりがある訳ではないですが、研究に取り組む中で得た思考力や問題解決能力については、間違いなく仕事を進める上で役立っていると実感しております。 また、現在の業種に就いたことで、大学院在籍時に接してきたものとはまた異なる種類の技術に触れる機会も多くあります。それらを知識として蓄えていく過程において、研究室生活の中で培った、情報を整理し、論理を正しく組み立ていく能力が非常に活きているように思います。
     
  • その他
     
    数理工学専攻には各分野の最先端の知識と、それらを積極的に吸収することができるだけの環境があります。この環境をうまく利用して、分野の内外問わず様々な話を聞くことで、自分自身の知見の幅を広げていくことができればと思います。自分一人だけの考え方にあまり拘泥せず、色々な人の話を聞いたり文献を漁ってみることが、研究を進めていく上でも大切であるように感じます。 加えて、職種問わず物事のやりとりを円滑に進めるにあたり、プレゼンテーション能力はやはり大切なものです。要点を掴み、わかりやすく伝える技術を磨いていくことが重要です。 根を詰めすぎず、時には適度に休憩をとりながら、充実した大学院生活を送っていただければと思います。
     


Last-modified: 2021-03-05 (金) 19:09:50 (233d)