集中講義

◆平成25年度 大学院集中講義 応用数理工学特論A

日 時
平成25年9月4日(水), 5日(木), 6日(金) 13:00〜18:00
担当者
澤井秀文(独立行政法人情報通信研究機構(NICT))
講義室
8号館 講義室3
概 要
数理工学を現実に応用する際に遭遇する様々な側面について講義する.数理工学が現実社会の問題解決に大いに役に立っている事を実感してもらう.そのため に,基本となるアルゴリズム研究から始まって,ソフトウェア構築,モデリングのためのツール,ユーザビリティの向上,具体的問題の解決のための工夫などの 側面に触れる.そして,それぞれのフェーズに興味深いテーマが存在する事を知ってもらう.
The lecture covers many aspects that arise in practical application of mathematical science. It will be realized that mathematical science actually contributes to various problem solving in diverse fields. Along with examples from practical applications, this lecture covers topics such as some nonlinear optimization algorithms, software construction, modeling tools, usability issues, various techniques in concrete problems, and so on.

◆平成24年度 大学院集中講義 金融工学

期 日
平成24年8月9日(木), 10日(金)
担当者
山本 零、瀬古 進(三菱UFJトラスト投資工学研究所)
講義室
工学部総合校舎102講義室 両日とも10:30開始
概 要
経済・経営における金融現象に関わる問題を数理工学的な立場から理解し,解決法を考察する「数理ファイナンス」について,金融関係の実務を知る講義担当者の視点から講述する. 前半の講義では金融工学の基礎として債券のプライシングについて説明し,その後リスク量計測手法やデリバティブ評価方法について解説を行う.後半では主に証券分析の基礎として財務諸表分析の概観し、その後、株式、オプション等の資産価値評価方法について解説を行う.

◆平成24年度 大学院集中講義 応用数理工学特論A

期 日
平成24年9月24日(月)、25日(火)両日とも10:30開始
担当者
山下浩((株)数理システム・会長)
講義室
8号館・講義室4
概 要
数理工学の分野は多岐に渡っていて,研究課題は理論から応用まで枚挙にいとまがない.ここでは,数理計画とその周辺の話題を中心に「理論・アルゴリズム・ソフトウェア・応用」の長いパスを一通り見渡して,それぞれのテーマに含まれる興味深い話題に触れ,この分野の可能性や将来の発展を議論したい.

◆平成24年度 大学院集中講義 応用数理工学特論B

期 日
平成24年9月27日(木),28日(金) 両日とも10:30〜16:15 (2,3,4限)
担当者
山本・福本 (日立製作所横浜研究所)
講義室
工学部総合校舎213講義室
概 要
企業研究者が、システムの計画・評価や運用に不可欠な数理モデルの構築論を、実際の企業研究での体験にもとづき講義する。応用例としては、ITシステム、特にストレージシステムの性能評価のためのモデリング論を教授するとともに、社会基盤(特に、鉄道、電力、通信、水道といったライフライン)分野を具体的な対象としてモデリング手法の活用動向を解説する。