数理工学特別セミナーの実施について

対象

数理工学特別セミナー履修者(数理工学専攻の博士後期課程学生全員).

目的

細分化された自分の研究テーマに取り組むだけでなく,産業界,実社会への応用を意識する視点を養うこと,国外の研究者,他分野の研究者と協調して研究を行うためのコミュニケーション能力を高めることを目的とする.日本人学生には特に積極的に外国人と英語によるコミュニケーションを行う.

実施方法

1. セミナー

  • 各自,各期1回は数理工学の話題について発表を行い,全員で質疑・討論を行う.討論が促されるように,自分の研究について技術的に細かい説明は避け,他の分野の研究者にも分かりやすい説明すること.一週間前には,発表タイトルとアブストラクトを専攻の学生,教員へメールで知らせる.専攻HPへもスケジュールを掲載する. 発表会における出欠を取ること.
  • この他,訪問研究者を招待して交流する機会を設けることを奨励する.

2. ICTイノベーションにおけるポスター発表

  • 各自,ICTイノベーションでのポスター発表を行うこと.

3. インターン,サマースクールなど

博士後期課程3年間の在籍中,原則1回は,企業へのインターンシップ,あるいは英語で実施されるサマースクール,チュートリアルプログラム等に参加すること.企業へのインターンシップについては連携ユニット(日立製作所)や三菱UFJトラスト投資工学研究所,三菱電機から協力が得られている(注意:いずれも,インターンシップの参加と採用は無関係です.)

  • 三菱UFJトラスト投資工学研究所:
    8月の定例実施以外にも適宜実施.申込:定例・適宜実施のいずれも, 履歴書を送付し, 面接(電話面接のケース有)を実施して審査.インターンシップの日数は, 適宜実施の場合は, 参加者と相談の上決定.希望者は,MTEC採用担当まで連絡する.
  • 三菱電機:
    宜実施,申込は, 先端技術総合研究所 近藤 純司 氏 まで連絡する.

報告

第1回目を含め,各セミナーの出欠とインターン,サマースクールの参加者の記録を,学期終了時に 専攻長へ提出する.