このページは数理工学専攻に関してよく受ける質問とその回答をQ&Aの形でまとめてみました。本学を受験しようと思っている人, あるいは受験しようかどうか迷っている人の参考になれば幸いです.
例:院試の面接はどんな?試験の科目は?
例年8月上旬に試験があり、発表は数日後に行われます。2次募集のある場合は2月中旬にも試験があります。4月入学と10月入学とがありますが、10月入学の募集定員は少ないです。最新の情報は、情報学研究科HPの「入試情報」をご覧ください。
募集要項はこちらをご覧ください。
過去問とサンプル問題が過去問題とサンプル問題で公開されています。 博士課程に関する情報はQ5博士課程についても参考にしてください。
修士課程の入学試験は2日間に渡って行なわれます。1日目は、筆記試験(基礎科目、専門科目)が行なわれます。2日目は面接があります。筆記試験の内容について詳しくは 過去問題とサンプル問題を参考にして下さい。
英語の筆記試験はありませんが、代わりにTOEFLまたはTOEICのスコア票を提出する必要があります。
数理の教授・准教授陣による面接です。過去の修士課程の入試面接では、筆記試験の出来具合等2、3質問されることが多いようですが、志望動機を聞かれることもあるようです。先生方が揃っているので結構緊張するかも知れません。 博士課程に関してはQ5博士課程についてを参考にしてください。
これまでの入学者の出身大学等のデータについては「入学者データ」をご覧ください。
例:研究室の雰囲気は?
本人のやりたいことをできるだけ尊重します。詳しくは、所属したい研究室の先生と相談してください。
学会に所属して、学外で開催される研究集会・国際会議などで活発に発表している人がたくさんいます。
分からないことなどがあれば研究室の先生や先輩が親切に指導してくれるでしょう。特に博士課程では、自らテーマやアプローチを設定するなど自立して研究することが推奨されています。
研究室での仕事は、コンピューターの管理、新年会・忘年会・研究室旅行の幹事、ゴミ出しなどのお掃除当番(?)ナドナドがあります。
在校生・卒業生の声のページに在校生・卒業生たちが感じた研究室の雰囲気が紹介されていますので、参考にして下さい。
各研究室ごとに多数の計算機を備えています。京都大学のスパコンを利用する研究室もあります。また学生にはノートPCが貸与されます。
研究室の人たちに分からないことを聞きながら使っていけば、自然に身に付くでしょう。コンピュータ実習のある大学院科目もあります。
会社からの求人は専攻単位で来ますので研究室による差はないと思います。最近では自由応募で内定する人の割合がかなり増えてきました。就職先の詳しいデータは就職先一覧を御覧下さい。
研究室によっていろいろです。多くの研究室では週に何回かゼミがあり、週に1回程度、各自の研究成果を研究会で発表したりします。また、遊びの面では、夏に研究室旅行にいったり、数理工学専攻全体のスポーツ大会の前に練習したりします。
自分の机と共通スペースがあり、数人で1部屋に入っていることが多いです。
興味のある研究室の先生に直接連絡をとって相談すれば、見学できると思います。各先生の電子メールのアドレスや電話番号などの詳しい情報は各研究室のホームページを見てください。
例:大学院での講義はどんな感じ?院生の1日は?
午前中を中心に毎日1〜2科目の講義がありますが、M1のときに必要単位を取得し、M2になったら自分の研究や就職活動に専念する人が多いようです。また、数理工学専攻以外の専攻で開講されている科大学院目や情報学研究科共通科目も履修できます。試験による成績評価の科目とレポートによる成績評価の科目があります。
修士課程を修了するために必要な単位数は30単位ですが、そのうち必修の研究室セミナーが10単位ありますから、1科目2単位の授業科目であれば最低10科目とればいいことになります。1科目1単位の集中講義型科目もあります。数理工学専攻のカリキュラムの中で、研究科共通科目を2単位、数理工学専攻の科目(含他専攻の推奨科目)を12単位以上とる必要があります。また、修士論文を提出し、審査に合格しなければなりません。
日本学生支援機構の奨学金は毎年5〜6人が支給されています。その他には総合研究8号棟事務室にはいろいろな奨学生募集の情報があります。なお、日本学生支援機構の奨学金には優秀な学生の返還免除の規定もあります。
他の実験系の専攻(学科)に比べると比較的自分の自由になる時間が多いようです。基本的に講義と研究室のゼミと研究会以外の時間は自分で有効に時間を使うシステムになっていますが、ゼミの回数が多いと忙しくなります。学外でアルバイトをしている学生もいますが、授業科目のティーチングアシスタント(TA)を引き受けている学生も多いです。
修士課程修了後、8〜9割の人が民間企業等に就職し、1〜2割が博士後期課程に進学します。修士課程修了者は専門性を活かした職に就くのが通例ですが、数理工学専攻修了者の就職先は多様です。詳しくは 就職先一覧を見て下さい。
例:下宿代は?京都での遊びは?
大学周辺では、トイレ・ユニットバス付きワンルームマンションでは4万円台後半から7万円くらいでしょうか。大学のすぐ近くで学生がよく住んでいるのは、吉田、高野、聖護院、北白川、今出川、下鴨あたりです。この辺りだと、徒歩または自転車通学の範囲になります。
いかにも京都らしい娯楽としては、祇園祭、時代祭などのお祭りがあります。季節の風物詩としては、春はお寺の梅・桜、夏は祇園祭・五山の送り火、秋は時代祭・ケーキバイキング、冬は吉田の節分祭。その他には京都市美術館を筆頭に美術館が充実していますし、京都のいろんな大学が開くコンサートなども結構頻繁に開かれます。大学の近くには、テニスコートもいくつかあります。和菓子だけでなく、洋菓子の美味しいお店や飲み屋さんも色々あるので、お店めぐりとかでも楽しめるのではないでしょうか。
例:博士課程の募集は?
例年の入試は8月上旬と2月中旬とに行われ、4月入学と10月入学があります。最新の情報や募集要項は「情報学研究科 入学情報」をご覧ください。 試験内容ですが、筆記試験と口頭試問が行われます。募集要項に書かれているように筆記試験が免除される場合があります。試験科目は自分が所属を希望する分野(研究室)?の専門分野から2科目、その他の分野(研究室)の専門科目から1科目を選択し、合計3科目です。口頭試験は自分のこれまでの研究について30分程度発表して、その後、それに関する質問をされるというものです。 ※いずれにしても、受験してみようと思われたなら、まずは所属して研究を行いたい研究室の先生に連絡をとって下さい。
お気付きの点がありましたら、お手数ですがまでご連絡下さい。