在学生の声
離散数理分野
最適化数理分野
制御システム論分野
物理統計学分野
力学系理論分野
・入試の勉強
・研究室の様子や感想
さて入試についてですが、どの研究室の方も学外から受験されるかたには大
変親切に接しておられるように見受けますのでぜひ研究室をのぞきに来てみら
れてはどうでしょうか?そのおりに受験対策なども教えてもらえると思います
ので。
● 入試の勉強
● 入試のための情報収集
● 研究室の様子や感想
● 入試の勉強
● 入試のための情報収集
● 研究室の様子や感想
(2) 入試の勉強
(3) 入試のための情報収集
(4) 研究室の様子や感想
そのようなこともあって,入試は一般数学で受験することにしました.しかし,
情報収集もわざわざ東京から京都に行くわけにもいかず,学部時代のノートを
あさったり,数学系の問題集を探しては解いてみたり,勿論,過去問をダウン
ロードして解いたりもしました.そこで感じたのが,学部時代にはテストのた
めに簡単にしか勉強しなかった数学もちゃんとやり直してみると,あらためて
理解が深まるものだということです.おそらく,学部時代の数学を一番理解し
たのは,院試のときではないでしょうか.また,英語に関しては,「理系のた
めのサバイバル英語入門(講談社)」という本で,数学系の単語を覚えたりし
ました.
こうして,無事合格することができ,翌年の4月に晴れて入学することができ
たのですが,まず研究室の雰囲気が明るいのに驚きました.というより,関東
に長らく住んでいた私にとって,関西独特の雰囲気というものが新鮮に感じま
した.皆無言でキーボードを叩いてるといった雰囲気ではなく,スポーツや飲
み会などのレクレーションも盛んな楽しい研究室です.
ただ,学問的な面では,私はそれまで最適化を学んでいなかったため,周りの
学生の人達との知識の差は歴然でした.それでも,元々数学が好きだったとい
うのもあり,ゼミや研究などで勉強し理解していくうちに,深く興味を持つよ
うになり,どうせやるならもっと研究してもっと深く知ろうと思い,博士課程
に進学することを決心しました.しかしながら,「数学」ではなく「数理工学」
である以上,単なる数学に対する知識欲だけでは話になりません.最終目標が
現実社会に役に立つアルゴリズムを開発するという点にあるということは常に
忘れてはいけないことだと思っております.
□院試の勉強
□片山研究室
□キャンパスライフ
次に、入試の勉強ですが、専門からの選択問題と英語ですので、英語をそれ
なりにやっておく事と、専門については、過去問をしっかり解く事をやってい
けば、合格すると思います。あとは、外部からですと情報の収集が難しいです
が、研究室を訪問したり、学生と知り合っておくなどをしておけばいいと思い
ます。
研究室の様子ですが、ゼミや研究会は多いと感じますが、研究室の雰囲気は
最高だと思います。学生同士はすごく仲がいいですし、先生方も暖かく見守っ
てくれてます。
一番大切なのは自分の希望する分野の研究がこの研究室でできるか?というこ
とですが、それは研究内容のページ
を見て下さい。方向性さえ合えば、希望は最大限尊重されます。やりたく
ないことをやらされるということは皆無です。
次に研究室の雰囲気ですが、すごく自由で開放的です。一度、お茶でも飲みに
来てください。先生方はざっくばらんで打ち解けやすいですし、院生も肩肘張
らない人ばかりです。あと、時間の面でも自由です。研究室行事のページ
を見て頂くとわかるとおり、ゼミや研究会などが週2、3回あって、それ
以外は研究室の 計算機を存分につかって自分の好きな研究をすることができ
ますし、他のこともできます。
さて、いざ行こう!と決めたときに気になるのは試験の事だと思います。外部
には不利なんじゃないか?と結構僕は心配したものです。とりあえず過去問は
事務室などでもコピーをもらえるそうです。また、
ホームページからも取得できます。僕は見学も兼ねて直接研究室にもらい
にいきました。科目選択がありますが、僕の場合で言うと、フーリエ変換、ラ
プラス変換、関数論、ランダムウォーク、解析力学などを過去問にあわせて勉
強しておけば大丈夫でした。内部向けの科目(制御工学とか数理計画?)のほ
うが点がとりやすいなどと聞いて不安でしたが、そんなに心配しなくてもよかっ
たみたいです。
外部からの人間がうちの研究室には結構います。ご安心ください。
非平衡系の統計力学に興味があったことと、修士課程修了後に就職することを
希望していたため、工学系の大学院に進学したかった、という2つの希望を同
時に満たしているところだったので受験しました。
所属学科が物理学科だったため選択できる科目は既に決まっていました。解析
力学と統計力学については生協などで売っている演習書、数学系の科目につい
ては過去問を参考にしました。
毎年6月あたりに行われている説明会に参加しました。
一言でいえば自由です。メンバーも非常に個性的です。外部から進学した人も
多いので心配も不要です。研究テーマも方向性が研究室の研究内容と合ってさ
えいれば希望通りになるでしょう。学校にいることが義務づけられる時間も研
究会やゼミの時間などごくわずかです。ただ、その反面自分がやりたいことを
明確にしていないと大変かもしれません。その点だけ気をつければ充実した生
活が送れると思います。
向平敦史さん
・数理工学専攻を受験しようと思った動機
修士時代、当時大阪大学の所属であった中村先生にお世話になっていたため、
当研究室の受験を決めました。
博士課程の入試を受ける場合、修士論文の執筆などもあって、試験の勉強のた
めの時間はなかなかとれません。受験を決意したら、早めに過去問をあつめて
勉強しておく方が良いと思います。また、私のような他大学出身の人は、当研
究室の人とアクセスして、講義ノートなどを入手しておくと良いと思います。
研究室のセミナーは、先生も生徒もいっしょになってわいわいとディスカッショ
ンする、という感じです。研究室に新しく来たばかりの人でも、積極的に発言
(質問)をしやすい雰囲気があります。興味のある人は研究室の人に気軽にメー
ルなどして下さい。
湯口哲平さん
私は平成12年に工学部情報学科数理コースを卒業して、情報学研究科数理工
専攻へ進みました。今は中村先生指導のもと可積分系の理論にもとづく応用解
析について研究しています。この分野は国内だけでなく諸外国でも例のない研
究をしていますので、結果を出せはそれが新しい結果となる非常にやりがいの
ある研究分野であると思います。
足達信也さん
● 数理工学専攻を受験しようと思った動機
数理計画やアルゴリズムを学び、論理的かつ最適なものへのアプローチを修得
したいと思ったからです。また数理工学は基礎的な分野のため、広範囲な応用
が出来る点も魅力でした。
数理工学専攻は、科目数が少ない分ヤマをはずされると、得点は大きく落ちま
す。よって私は保険として、制御、数理計画に加えて別の科目(数学系)も勉
強しておきました。
過去問は専攻のホームページから入手しました。また私は他大学からの受験だっ
たので、入試問題に関連する京大情報学科の講義の教科書を手に入れました。
どの問題を選択したらよいかは、専攻の説明会の時に研究室の方から伺いまし
た。(なお私は制御と数理計画を選択しました。)受験しようかなと思ってい
る方は、とりあえず専攻の説明会に出席することをおすすめします。
外部からの入学ということもあり不安もありましたが、研究室に毎日通ってい
るうちに自然と馴染むことが出来ました。茨木研究室は何事にも真剣に取り組
むところがいいなと思いました。
小島健哉さん
● 数理工学専攻を受験しようと思った動機
もともと「組み合わせ最適化」に興味があり、学部生のときに茨木研に入った
のですが、学部に続いて同じ研究をしたいと思ったので、数理工を受験しよう
と思いました。
入試の勉強は7月の初めくらいから始めました。主に過去問、および研究室の
先輩方に薦められた参考書を中心に勉強をしました。選択科目についてなんで
すが、あまり手を広げず、一般教養、専門共に2,3教科に絞った方がいいと
思います。一教科当りの範囲は狭いと思うので、深く勉強した方がいいでしょ
う。
まず、研究室の人に話を聞く、というのが一番重要です。研究室には必ず、過
去問とその解答、講義ノートなどがあるはずなので研究室の人に頼んで、貰う
といいでしょう。また、読んでおくといい参考書なども聞いておくといいと思
います。
研究室の雰囲気は最高で、研究だけでなく、ソフトボール大会などのスポーツ
大会も盛んで非常に楽しいと思います。また、ゼミなども活発なので研究する
にはすばらしい環境が整っていると思います。
増山博之さん
(1) 数理工学を受験した動機
高度な数学を駆使し、実社会に還元できるような研究がしたかったから。
3月頃から少しずつ1--3回生までにならった数学、物理を復習し、
6月頃から過去問を解き始めた。
研究室に保管してあった過去問や先輩の経験談等。
当代一流のスタッフを擁し、約15名(留学生3名)ほどいる学生も各々が多彩な
個性を持っており、非常に魅力的な研究室だと思います。そして、勉強、研究
だけでなく、旅行や飲み会等のイベントもにぎやかで活気があります。何事に
も勢いを感じさせる、それが福嶋研です。
林俊介さん
私は学部時代は東京大学工学部計数工学科数理工学コースに在籍していました.
そのころから数理工学の大まかな流れやモチベーション等は知っていたのです
が,オペレーションズリサーチや最適化数理という細かい分野については知識
もかなり浅く,線形計画問題へのモデル化や計算の複雑さとかいった程度の知
識しか持ち合わせておりませんでした.
山下智彦さん
□数理工学専攻受験の動機
東工大では経営工学を専攻していましたが、その内容は数学の知識を必要とす
るものが多く、数学をもっと勉強しておきたいと思うようになりました。あま
り理論的な色合いが強くなるのは避けたかったこと、数理工学専攻で研究され
ていることと、私が研究したいと思っていることが一致していたことから数理
工学専攻を受験することにしました。
数学系の学科出身ではないので結構勉強が大変だと思っていましたが、過去問
があったことが幸いして予想していた範囲の勉強量でなんとかなりました。専
攻云々とは言っても学部生のうちはさほど大差はないと思います。あまり枠に
とらわれると自分の可能性を狭めてしまいます。「なせばなる」ものです。も
ちろん努力も運も必要ですが。
必要以上に拘束がなく、自由に研究を進められる雰囲気があると思います。し
かも、研究の題材として選択できる範囲が広いことも魅力です。もちろん制御
系の研究室ですから、制御の知識は必要不可欠です。私のように制御工学を専
攻して来なかった学生は特にかなり勉強しなければなりませんが、逆にあまり
に楽過ぎるのもどうかと思いませんか? 勉強は自分でするものなので、数理
工学専攻に限らず、修士課程は目的意識を持って自発的に勉強できる人が行く
べきだと思います。ゼミは人によって回数が違いますが、だいたい週2、3回
です。他に研究会があって、各学生が順番で研究成果を発表します。ここで
latexを使うので、4回生の間に使えるようになっておくといいでしょう。
学部生ではないのでこの言葉はおかしいかもしれません。しかし、今まで関東
に住んでいて、しかも自宅通学だった私から見ると、今の生活は去年までとは
全く違うものでありとても新鮮です。知合いもほとんどいない状態でスタート
しましたが、研究室の同級生をはじめとして良い友人に恵まれたこともあって、
有意義な毎日を過ごしています。大学生としては22、23歳は若くはありま
せんが、一般的に見れば、何事もこれからという年齢です。就職か進学という
大きな枠はあるにせよ、様々な選択が可能だと思います。やってみたいことが
あれば、ちょっと強引でも実現を目指してチャレンジしてみてはいかがでしょ
うか?
丸山哲也さん
私は、2001年の春に慶応大学の理工学部管理工学科を卒業して、数理工
学専攻に入学しました。現在は、片山先生の下で制御工学を学んでいます。数
理工学専攻を選んだ理由としましては、色々と調べていると、学部時代に学ん
でいた事と数理工学で学べる事が近く、また、以前いた管理工学科では、深く
追求されていなかった数学的な裏付けを学んでいける事が分かり、志望しまし
た。
鈴木大助さん
外部からこの研究室を希望する皆さんにとって気になること、というか、外部
の人間であった自分がこの研究室を希望する際気になったことについて書きま
す。
宍戸治郎さん