在学生の声
離散数理分野
最適化数理分野
制御システム論分野
物理統計学分野
力学系理論分野
学部生時代は場の量子論の勉強をしていましたが、それとは独立して勉強して
いたソリトン理論に興味が移り、可積分系の最近の理論をトップクラスの環境
で学びたいと思って受験を決めました。
入試の勉強は5月のはじめくらいから始めたと思います。主に過去問を中心に
勉強しました。私の場合、選択科目は数学系と物理系のものに絞りました。物
理系の科目と複素関数論、フーリエ解析などを過去問にあわせて勉強しました。
まず、過去問をホームページから入手しました。それから入試説明会に参加し
ました。先生にも会える機会なので、参加したほうがいいと思います。
中村研究室では「可積分系」をキーワードとして、さまざまな研究が行われて
います。数理物理や、計算機関係、純粋数学的な研究などなど。研究室の皆さ
んは明るくて、ゼミなども活発です。学外からきた私も研究室の生活に慣れる
ことができました。だから、学外からも自信を持って受験してきてください。
学部生のときに, 小難しい予備知識はさほど必要ないテーマであるということ
で, 大阪大学にて中村研究室に所属しておりました. 修士でもひきつづきお世
話になりたくて受験を決めました.
大体高校野球の地区予選が始まる次期からスタートしました. 過去問を見れば
わかるように科目ごとに出題範囲がはっきりしているので, ねらいを定めたら
あとは一直線です. 僕の場合は, 手持ちの数学のテキストだけを復習しました
ね. ちなみに過去問が全然解けなくても自信喪失することはないです. 現に僕
がこうして合格しているわけですから. 実力がある方はもちろん, 土壇場の気
合と勝負強さだけで生き抜いてきた方にも十分チャンスがあるのでがんばりま
しょう.
まずは, 専攻のホームページから過去問をGetすべしです. そのうえで, どの
科目を選択するか自分なりに悩んでみましょう. 3科目ずつ選んでおいたほう
が無難ですよ. また, 特に外部生は専攻説明会に行くべきです. その際に研
究室で, 院試経験者の生の声を聞いておくのもかなり参考になるはずです.
アルゴリズムを作るということに興味があったので,この研究室であれば幅広
くそのようなことができると思い受験しました.
外部生が内部生と同じような専門教科を勉強しても,授業を受けていない外部
生は不利なので,差がでにくいと考えられる数学(解析と応用)を,残りの2
教科は最適化の基礎と応用を勉強しました.
受験学年と同一のシラバスを調べ,教科書等を手に入れること.最適化の基礎
と応用は同一の教科書を用いているので便利でした.
関西独特の雰囲気で明るい研究室だと思います.また,スポーツ大会前には練
習を必ずするくらい,スポーツ好きなのでスポーツ好きの人には特に向いてい
ると思います.
学部の頃に受けていた茨木先生の授業にとても興味を覚え,4回生の時に茨木
研に入り,このままここの研究室で勉強を続けたいと感じたからです.
入試勉強は7月頃から始めました.基礎科目,専門科目ともに2教科に絞り込
んで勉強していました.保険で3科目勉強するという案もあったのですが,本
番でどれにするか迷うより,最初から決めておいた方が未練がなく良いと思っ
たからです.2科目の選び方は,先輩方の情報を元に決め,友達数人で一緒の
科目を勉強することで,教え合いをしていました.それと,過去問は自分の実
力を試す重要な演習問題であるので,ある程度その科目を勉強してから解くよ
うにしました.勉強は,その科目を担当なさっている先生方が授業で使ってい
た教科書を主に資材としました.
研究室の先輩や,一緒に受験する友達などから情報収集していました.情報収
集というより,勝手に情報が入ってくるような感じで,いろんな情報が氾濫し
ていました.「倍率が〇.〇倍らしい」とか「同じ研究室を□□君も狙ってい
る」とか,そういう情報に惑わされず,自分の勉強をしっかりやることが大事
だと思います.
茨木研は,勉強をしっかりできる環境も整っているし,勉強だけでなく,スポー
ツやレクリエーションにもアツく,何かと楽しい研究室です.最近ではゼミで
みんなが積極的に発言するような雰囲気で,ゼミに出て発言するだけで勉強に
なると思います.
理系のアプローチからマネジメント,意思決定に関わるオペレーションズリサー
チの分野に興味があり,学部生のときに福嶋研に入りました。そして,社会に
出る前にもっと知識を深め,研究に対する姿勢を身につけようと思い,そのま
ま修士課程に進学しました。
入試の勉強は7月の終わりくらいから始めました。主に過去問、および研究室
の先輩方に薦められた参考書を中心に勉強をしました。制御工学,数理計画に
絞り勉強しました。学部時代に講義でやっていたので,内容自体はとっつきや
すかったのですが,一日5,6時間は勉強していました。制御工学は参考書を
2週間ほど徹底的にやり,そのあとは過去門を中心に勉強しました。数理計画
は自分の専門でもあったので過去問を解きながら参考書も見るという風に勉強
しました。
私は研究室の先輩たちにアドバイスしてもらい,選択科目,参考書を決めまし
た。特に外部の人は,実際に研究室を訪ね,学生たちから情報をもらうことを
お勧めします。しっかり情報を収集して,傾向を把握し,それに沿った計画的
な勉強が出来れば合格することは困難ではないと思います。
火曜日に研究会(学生が自分の行なっている研究について発表するゼミ)とい
うものを行なっています。また,当研究室は最適化,待ち行列理論の二つの分
野からなっており,学生はそれぞれ自分の希望する分野に分かれて研究してい
ます。ゼミもそれぞれ別に行なっています。私は最適化に属しているのですが,
木曜日にテキスト輪読ゼミ,金曜日に論文紹介ゼミを行なっています。当研究
室は研究活動だけでなくレクレーションにも力を入れています。研究室対抗ソ
フトボール,バレーボール大会には予め練習をして臨んでいますし,研究室旅
行も毎年企画されます。
学部生のときから今いる研究室に所属しており、引き続き同じ勉強がしたいと
思ったのが理由です。「最適化数理」という研究は、幅広いフィールドにおい
て応用できる分野であると思いますし、研究していく過程で身につく思考力、
発想力ならびに表現力は、いかなる道に進むことになろうとも必ず役立つはず
です。
入試の勉強を始めたのはかなり遅く、7月の終わりくらいから始めました。正
直かなり焦っていたので、試験までの一ヶ月間はストイックに勉強に打ち込み
ました。受験する科目を絞ったあとは、主に過去問を解くことに集中し、何度
も繰り返しました。その過程で分からないところがあれば、教科書や参考書を
見ながら学習し、知識や解法を学んでいきました。
私の研究室には過去何年分かの過去問とその解答がありましたので、それを使
いました。先輩にもアドバイスを受けながら、院試について詳しい話を聞きま
した。遠方から来られる方も、実際に研究室に来ていただいたほうが有益だと
思います。
私の研究室は比較的人数が多く、留学生も数名いるので絶対に退屈することは
ないと思います。もっとも男しかいませんが・・・。ときどきスポーツ大会や
飲み会もしています。それから研究室の雰囲気としては、自由に勉強や研究を
させてもらっているという感じです。あまり束縛や約束事がないので自分の時
間は十分につくれると思います
私は理学部数学教室で微分方程式を専攻していました。理学部では理論的な要
素が強く大学院では数学の応用的な部分も勉強したいと考えていました。そこ
で片山教授の研究室を訪問し研究についてお話を聞いたり、制御理論や最適化
数理の参考書を読んで学部で勉強したことと近いことを知り数理工学専攻を受
験するに至りました。
情報系の出身ではないので研究室の方に情報学科の制御と最適化のテキストを
紹介してもらい2回生程度の内容からまずは勉強をはじめました。すべて数学
で受験することも可能でしたが過去問を見ると現代制御論や信号処理に現れる
式を題材にしているように思えたからです。過去問を実際に解けるようになっ
たのは7月でした。選択科目ですが私は結局制御と最適化で受験しました。ど
の科目が簡単だとかいう話を聞くかもしれませんが自分の得意科目で受験すれ
ばいいと思います。ただし選択科目が少ない分その科目について深い知識が要
るのではないかと思います。
入学前は研究室というと暗い空気を想像して不安でしたが、実際入ってみると
学生同士はとても仲がよく先生方も親切で丁寧かつ熱心です。学生同士がお互
いに刺激しあって向上できる雰囲気があります。研究の内容も広く選択できる
ので自分の興味に対して自由に追求できると思います。ゼミと研究会は週3回
あって準備は大変ですがそれだけやりがいがあると思います。
数学にはもともと興味がありましたが、大学に入ってあまり理論先行の分野は
着いて行けないことを悟ったので、実用的な事柄に関わった数学を学習したい
と思うようになりました。その思いと数理工学の内容が合っていると感じたの
で、ここを受験しました。
勉強は6月から始めました。まずは教科書を読んで内容を理解した後過去問な
ど、ひたすら問題を解きました。 英語に関しては、しばらく遠ざかっていた
ので勘を取り戻すために単語集と過去問を1通りやって試験にのぞみました。
ゼミは4回生で週1回(卒論の研究が始まると2から3回になります)、M1で
週2回行われます。その他に研究会で定期的に研究の進行具合を発表します。
研究は基本的には個人個人で行い、行きづまると各担当の先生に質問し、アド
バイスをもらいながら進めて行くという形です。個人的には自由な部分と拘束
のバランスのよくとれた研究室だと思います。
私は学部の頃、金融工学に興味を持ちはじめ、
大学院で研究したいと考えました。
特に、 物理学的手法を用いた経済現象の解明に興味を持ちはじめ、
物理統計学研究室では、 金融市場等の価格変動問題を扱っている
事を知り、 受験しようと思いました。
4月から
'演習 大学院入試問題[数学]'を中心に勉強しました。過去問は事務室でコピーをとるか過去問を置いている
ホームページからからダウンロー
ドできます。
基礎さえできていれば高得点がとれる試験だったと思います。だから試験に関す
る情報量の少ない外部生は内部生
より不利なのかもしれませんが、基礎さえしっかり勉強すれば合格まちがいなし
です。
数理工学専攻のホームページを見て5月くらいにメールでアポイントをとり研
究室を訪問し、6月あたりに行われている説明会にも参加しました。
とりあえず、合格した後の事も考えて実際に研究室を訪問することをおすすめします。
一言でいうと自由です。研究室の拘束は週1回の研究会とM1(修士1回
生)ゼミだけです。だから自分の興味のある分野の学習や研究が思う存分できます。
コンピュータも一人1台の割合でコンピュータの勉強するにはすばらしい環境で
す。研究室の雰囲気はざっくばらんで外部生もうちとけ易いと思います。
学部時代に非線型振動工学を研究していて、多自由度系に生じるカオスやエル
ゴード性などの問題に興味を持つようになりました。そこで、そのような問題
を様々な視点から広く扱っている物理統計学研究室への受験を決めました。
機械系だったこともあり、学部時代から制御系の科目はしっかりと勉強してい
たので、本入試でも基礎科目、専門科目とも大変役に立ちました。数学や力学
も、過去問を中心に典型問題を確実に理解していくことが大事だと思います。
専攻のホームページから過去問を入手して、それをもとに勉強していきました。
また、複雑系科学専攻の入試問題が非常に良問が多く、分野も共通していたの
で、有効に活用しました。こちらも、専攻のホームページで入手できます。
いい意味で、自由な雰囲気の研究室です。また、上でも述べたように、この研
究室は研究内容が人によって多種多様であり、いろいろな視点から研究するこ
とができます。自分の興味を最大限に研究に生かすことができるところだと思
います。
小林匡さん
阪野真也さん
市川浩也さん
辻弘貴さん
山口貴大さん
吉田宏克さん
小島千昭さん
畑中健志さん
東 雅樹さん
神藪充さん